Blogブログ

にわかにアツいBOT業界!ところでBOT使うと何がどうなるの?というわけで体験してみた

2019/8/23/

ウチダカズアキ

おつかれさまです。
デザイナーのウチダです。

巷では、AIとかBOTといったワードが『生活を変える素晴らしいモノ』みたいなトーンで日々行き交っています。
40歳のデザイナーというと、もう最新技術から置いていかれはじめた初老といった空気がバリバリで時折焦りを覚えることも。

最近はちょっと背伸びして、家の鍵にスマートキーを導入したり、AndroidTVを買ってAlexaと同期させたりしています。
IFTTTみたいな他サービスと連携させれば、更に様々なことをしたり出来ますよね。
なけりゃないで良いけど、あったら便利なもの。

BOTも、ひとむかし前の『毎日○時に○○をTweet』みたいなシンプルなものからだいぶ進化したとは聞いていたものの、身を持って感じていなかったので、いくつか試してみました。

LINEのBOTをいくつか試してみた

まず最初に試してみたのは、BOTムーブメント?初期のアレ。
女子高生りんなちゃんから始めてみることにしました。なにげに初体験。

女子高生りんな

マイクロソフト社が作ったAI BOT。
2015年に初登場して以来、約774万人を超える登録数を誇るBOT会の女王
お話BOTです…かね。

登録してみたんですが……
BOTとなに話していいかわからないのと、40歳のおっさんなのでBOTとは言え『女子高生』との会話に困りました。
名指しで、「内田さんかわいい」と言われて、謎の感情が心に芽生える可能性を感じたので、りんなちゃんは以後封印です。
魔性。

最近は電話での会話も可能になったとかなんとか。
マイクロソフトさんのラボみたいな形になってるのかな。

JR東日本 Chat Bot

別に僕は女子高生とお話したかったわけではないのです。
次は実用的なBOTを探してみました。『JR東日本 chat Bot』です。

コインロッカー、秋葉原駅と送信すると、秋葉原駅の構内図を送ってくれました。
なるほど、これは便利。Web検索だと、検索結果から情報を選択したり戻ったりする手間がありますもんね。精度の高い情報が返ってくれば、ユーザー側のストレスはほとんどゼロに。
登録しておいたMy路線の運行状況なんかも返してくれます。
これは実用的。これは封印しません。

糖質AIちゃん

次に試してみたのは糖質制限、ダイエット等に使えるという『糖質AIちゃん』
ネットスラングに頭が毒されているので、名前にウフウフしながら試してみましたよ。

写真をアップロードすると、映っているものを判定してリスト化。
正しいものをタップすると、糖質・塩分・カロリーを算出してくれます。
もちろん、一般的なものの数値なので厳密なものは出ないんですが、これはいいですね。
ちょっとした会話も出来ましたが、まぁオマケですよね。
りんなちゃんもですが、会話は人としたいですにゃーん。

卵焼きをリクエストした時のリストが面白かったです。
弁当用卵焼きとは。

自分の顔写真を送信すると、芸能人で誰に似ているかテストってのもありました。なんとも言えない答えが出た。
石田明(NONSTYLE)さんと濱田岳(auのCMの金太郎)さんがまず似てない。

リマインくん

リマインダーはもう定番ですよね。
「リマインド」というワードをトリガーとしてリマインダーを設定出来ます。

「お昼ゴハンを食べる」を登録してみました。
最近、よく忘れるんですよ。お腹が空いていることすら。

○時○分という絶対値での登録も出来ますが、○分後という相対値での登録も可能。
カップラーメンを作る時にはこれしかない。

きっちり1分後にリマインドをしてくれました。
通知が来たあと、スヌーズを設定するかしないかも選べます。
AppleWatchとかスマートウォッチとの相性も良さそうですね。肌に触れている端末がブルッとしてくれれば、通知を逃すこともない。
いやいやタイマーアプリ使えよなんてのは野暮です。

多言語翻訳TO・RA・RE(トラレ)

こちらは翻訳BOT。
外国人とのグループに放り込んでおけば互いの会話を翻訳してくれるという、凄まじく実用的な子。
ただ、残念なことに翻訳が正しいのか誤っているのかを判定するだけの語学力が僕にはありませんでした。

Swing Botでメールと予定チェック

Googleアカウントと連携するとメール、予定、タスクなどを確認出来るというBOT。
まずは登録してみます。

「最近のメール」と打つと、受信したメールのリスト、「予定」と打つと今後の予定を表示してくれます。
サンプルでは「今後の予定はありません(月)」って出てますね。
もうちょっと……言い方をね。「今日の予定はありません」とか。今後って、全否定感すごい。
予定あるわ。

こちら、設定画面で通知するメールを選ぶことが出来ます。
アップデートされてキーワードなどで選べるようになったりすると、自分宛のメールとか判別出来そう。

アイディアと連携の仕方次第でBOTの実用性は跳ね上がる

例えばなんですけど、
オフィスや家のキーをスマートキーにしてLINEと連携、最後の社員が帰る時に「全施錠」って送信すると各フロアが施錠されるとか。

カードキーと連携して、出社時の打刻と同時にその日のタスクをLINEで通知してくれるとかも嬉しいですね。

社員にスマートウォッチを配布して、体調に変化のある社員さんに対してalertを送ったり上長が把握出来たりすると、社員の健康管理なんかも出来たり。
仮病使えないというデメリットはありそうですが……!
これらが有効活用出来ているのかどうかは別として、妄想が捗ります。

BOT開発は凌芸舎にご相談を

とまぁ、アイディアと連携次第で、いろんなBOTの可能性があるわけですが。
弊社ではLINE WORKSを使ったBOTの開発を請け負っております。

既に開発済のQ&A BOTや、Q&A BOTをベースとしたBOTであればスピード感のある対応が可能です。
もちろんワンオフでの受託開発も可能ですので、LINE WORKSを導入されている企業様でBOTがご入用でしたら、是非とも凌芸舎にご相談いただければ幸いです。

○○の○○をBOTで解決したい!
といったぼんやりとした段階から、凌芸舎が全力でサポートいたします。
お問い合わせはこちらまで。

凌芸舎のBOT開発について

関連記事

Contactお問い合わせ

当社への各種サービスお問い合わせ、ご質問、資料請求はこちらからお問い合わせください。
お問い合わせ内容の確認後、担当者よりご連絡させていただきます。

各種お問い合わせはこちら