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2020/9/11/
「いざフリーランスエンジニアとして活動を始めたが、案件を思うように獲得できない…」
というお悩みをお持ちではありませんか?
本記事では、以下の内容について解説していきます。
・フリーランスエンジニアの案件獲得方法は大きく2種類
・フリーランスエンジニアの案件獲得方法6選
・フリーランスエンジニアが安定して案件を獲得するための5つの方法
以下に当てはまる方は、読み進めていただくことで、きっと現状を打開するヒントが見つかるはず。
・「フリーランスエンジニアとして、安定して案件を獲得できるようになりたい」
・「自分にピッタリの案件はどのように見つければいいかわからない」
ぜひ本記事を参考に、フリーランスエンジニアとして案件を獲得してみてください!
フリーランスエンジニアの案件獲得方法は、大きく以下の2種類に分類できます。
というより、フリーランスエンジニアの案件は、以下2つしかありません!
・新規案件
・継続案件
まずはそれぞれの案件の違いについて理解しましょう!
新規案件とは、その名の通り「新規のクライアントから受ける案件」です。
新規ですとお互いに理解が深まっていないこともあり、継続案件より獲得難易度が高い傾向にあります。
新規案件を獲得するためには、
・アピールできる実績
・自身の今後の目的
この2つをしっかりと用意しておくことが大切です。
継続案件は、「1度仕事を受けたクライアントから、再度受ける案件」です。
新規よりも関係値ができているため、業務にも取り掛かりやすいケースが多いでしょう。
継続案件を獲得するためには、クライアントに
・丁寧なコミュニケーション
・期待値を満たす納品物
この2つを提供することが大切です。
フリーランスエンジニアの案件は2種類あることがわかりましたが、いったい案件はどのように獲得すればいいのでしょうか?
その答えが、以下。
出典:https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2019/03/freelancehakusho2019_suvey20190306.pdf
こちらは、2019年の「フリーランス白書」で、フリーランスの方に「仕事はどのように獲得していますか?」と質問した回答です。
実際に案件を獲得しているフリーランスの割合を参考にしつつ、それぞれの方法についてみていきましょう。
まずは、80.4%ものフリーランスが案件を獲得している「人脈」。
人脈を通じて新規案件・継続案件を獲得するフリーランスの方は非常に多いようです。
ちなみに、「RHYTHMOON」というサイトが行ったアンケートによると、フリーランスが人脈を作る方法として、以下があるようです。
ぜひこういった会に積極的に出席し、仕事を獲得するための人脈を確保していきましょう。
続いては、59.4%のフリーランスが案件を獲得している「過去・現在の取引先」。
過去に一度仕事をした取引先にもう一度メールを送ってみたり、現在の取引先から貰える仕事の枠を増やしたりする方法です。
こちらは新規案件というより、継続案件の獲得に適しているでしょう。
新規で案件を獲得するより、信頼がある相手から仕事を貰う方が、お互いにメリットも大きいですよね。
仕事を貰えることが増えてきたら、こちらの方法を意識的に試してみましょう。
3つ目は、30.7%のフリーランスが仕事を獲得している「広告宣伝活動」です。
こちらは自身を宣伝して案件を獲得する方法で、宣伝媒体としては以下が挙げられます。
・Web、SNS
・新聞、雑誌
実際、自身でホームページやSNSを開設し、自身の実績を発信しているフリーランスの方は増えていますよね。
そういった地道な宣伝活動で、案件獲得に繋げているケースも多いようです。
こちらは新規案件獲得に適しているので、駆け出しフリーランスの方にもおすすめです。
ただし自身のブログやSNSで宣伝するとなると、媒体が育つまで時間がかかる点には注意。
4つ目は、11.9%のフリーランスが仕事を獲得している「求人広告への応募」です。
こちらはWeb、SNS、雑誌などの媒体に掲載されている広告に応募し、仕事を獲得する方法のこと。
募集要項さえ満たしていれば、大きな実績がなくても案件を受けられる可能性があります。
大手の求人媒体の他にも、SNSやHPでゆるぼ(緩く募集)されていることもあるので、アンテナを広く張っておくと、案外募集は多いです。
駆け出しフリーランスの方は、実績作りのためにどんどん応募してみるのもいいでしょう!
ただし、条件がいい案件ほど倍率も高くなる傾向にありますので、最初のうちは「実績作り」と割り切り、安価な案件でも応募することをおすすめします。
5つ目は、13.6%のフリーランスが案件を獲得している「クラウドソーシング」。
クラウドソーシングとは、「案件を依頼したい企業や事業主」と「仕事を獲得したい個人」をマッチングするサービスのこと。
実際に「ランサーズ」や「クラウドワークス」のサイトでは、エンジニアを募るさまざまな案件が多数投稿されています。
近年は単価が低下している傾向にありますが、とにかく案件が豊富ですので、実績作りにはもってこいの場所。
よって駆け出しフリーランスにおすすめなのはもちろんのこと、継続を狙って単価を上げてもらうといった戦略も有効です。
6つ目は、12.5%のフリーランスが案件を獲得している「エージェントサービス」。
エージェントとは、案件依頼したい企業と、適切なスキルを持つ個人をマッチングしてくれるサービスのことです。
あなたの希望やスキルをヒアリングした上で企業に営業をかけてくれるので、あなたに適した案件を紹介してくれます。
利用しているフリーランスは少ないですが、質の高い案件を効率的に獲得できるという意味では、かなりおすすめのサービスです。
「スキルには自信あるけど営業活動が苦手…」といった方にも最適です。
案件の獲得方法を6つ紹介しましたが、フリーランスとして成長していく上では、新規案件を継続していくことも欠かせません。
新規案件から継続して案件を受けることで、以下のようなメリットが享受できます。
・新たに営業活動をするコストが不要になる
・信頼関係があるので働きやすくなる
これを踏まえ、継続案件を受けるための方法を3つ紹介していくので、参考にしてみてください。
・丁寧なコミュニケーションを心がける
・期待値を調整する
・他にできそうなことを合わせて提案する
それぞれ解説していきます。
継続案件を獲得するためには、まず「丁寧なコミュニケーションを心がける」ことが大切。
具体的には、以下がポイントとなります。
・いつでも素早い返信を心がける
・わからない部分は聞き、意図を正確に汲み取る
・顔が見えるやり取りなら明るい表情を心がける
・etc
このように、クライアントが気持ちよく依頼できるようなフリーランスでいましょう。
エンジニアだとコミュニケーションが苦手な方も多いかもしれませんが、だからこそ少しの心遣いが大きな差となります。
丁寧なコミュニケーションを心がけ、信頼獲得に繋げましょう!
続いて、「期待値を調整する」ことも大切です。
例えば、できないことをできると言ってしまったり、無理なスケジュールに応じてしまったりすると、クライアントの期待を裏切ってしまう可能性があります。
そうなれば、「期待に応えられないフリーランス」として、2度と仕事が貰えないことも…。
そうならないよう、自身が対応できない範囲に関してはきちんと伝えるようにし、期待値を調整するようにしましょう。
期待を上回る仕事ができれば、信頼獲得にも繋がります。
相手の想像を下回らないよう、事前のすり合わせは意識的に行うようにしてみてください。
最後に、「他にできそうなことを提案する」ことも重要。
あなたからの提案がないと、クライアントは「他に何をお願いできるのか」「他に何をしてもらうとよりリターンが期待できるのか」を把握できません。
依頼主がWEBに詳しくないケースもありますし、あなたの視点から他にやったほうがいいこと、できることをドンドン提案していくことが大切です。
重要なのは、クライアントがいかに満足してくれるか。
クライアントに喜んでもらうため、他にあなたが貢献できそうなことがあれば、積極的に提案してみてくださいね。
新規案件を継続案件に繋げていくポイントについてみてきましたが、毎回継続案件に繋げるのは難しいです。
よって、フリーランスが安定して案件を獲得していくためには、やはり「新規案件」をコンスタントに獲得していくことが求められます。
そのためのポイントが、以下の5つ。
・ポートフォリオを用意する
・営業スキルを高める
・人脈開拓を行う
・エンジニアスキルを高める
・SNSを活用する
それぞれ見ていきましょう。
安定して仕事を獲得していくためには、最初にある程度の実績を用意しておく必要があります。
なぜなら、クライアントはエンジニアを選ぶ際に実績を重視する傾向にあるからです。
実際、株式会社吉田印刷所がWEB上で行った「WEBデザイナーに依頼するときの決め手は?」というアンケート結果は以下のようになっています。
このアンケートはWEBデザイナーということなので若干エンジニアと違う部分はあるかもしれませんが、同じWEB業界であることから、似たような結果になる可能性は高いのではないでしょうか。
少なくとも実績がないうちはクライアントはあなたについて判断しようがなく、仕事を依頼しづらいのは間違いないといえます。
よって、実績がない方は、小さな案件や現場経験を積み重ねていったり、自作のアプリを開発してポートフォリオを作成するなどで、クライアントにアピールできる実績を作るところから始めてみましょう。
出典:https://www.ddc.co.jp/news/archives/20130819-170853.html
「SNSなどでの集客」は難易度が高く、時間もかかります。
短期かつ確実に仕事を獲得していきたいのであれば、人脈を作ったり、法人営業を行っていく方が効果が出やすいといえるでしょう。
営業や人脈づくりというと大変そうなイメージを抱く方は多いかもしれませんが、今後フリーランス人口が増えていけばいくほど、自ら動ける人間の方が仕事を獲得しやすくなります。
なので、短期的に見ても長期的に見ても、営業力や人脈は培っておいて損はないといえるでしょう。
人脈の広さと、仕事の依頼をもらえるチャンスは比例します。
前述した「フリーランスの仕事の取り方」のアンケートにおいても、「知人・人脈」経由で仕事を獲得しているフリーランスエンジニアは非常に多いです。
出典:https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2019/03/freelancehakusho2019_suvey20190306.pdf
安定した案件獲得のために、人脈の構築にもリソースを注ぐようにしましょう。
ちなみに、「RHYTHMOON」というサイトが行ったアンケートによると、フリーランスが人脈を作る方法としては以下があるようです。
ぜひこういった会に積極的に出席し、仕事を獲得するための人脈を確保していきましょう。
出典:https://www.rhythmoon.com/column/2017/02/post-1968.html
続いて、シンプルにエンジニアとしてのスキルを高めることも大切。
どれだけ人脈が広がろうと、営業力が高かろうと、肝心なのはどんな仕事をしてくれるか、という点です。
継続案件に繋げるためにも、やはり高いスキルは持っているに越したことはありません。
営業だけでなく、ポートフォリオを充実させたり、日々情報収集したりして、日々アップデートも欠かさないようにしましょう。
最後に、SNSで発信することもおすすめ。
自身から営業をかけていくのもいいですが、SNSで日々発信することで、クライアントからの問い合わせが期待できます。
もちろんいきなりメッセージが来るわけではないので、SNSごとの特徴を理解してうまく使い分けることが大切です。
自身からも企業の投稿にコメントしたりして、些細な交流から始めていくのもいいでしょう。
フォロワー数が増加してくれば、それだけあなたのポートフォリオや実力も広まりやすくなりますよ。
フリーランスエンジニアが安定して案件を獲得していくための方法を紹介してきました。
しかし、中には
・「営業とかコミュニケーションスキルとか難しそう」
・「もっと簡単に案件を獲得する方法はないのだろうか」
とお考えの方もいるのではないでしょうか?
そういった方は、ずばりエージェントを活用するのがおすすめです。
なぜなら、エージェント経由で案件を探すことで、以下のようなメリットがあるから。
・自ら営業活動をしなくても良質な案件を安定して獲得できる
・案件の質が高いので、高収入が期待できる
・何か不安やトラブルがある場合でもサポートしてもらえる
「仲介手数料がかかってしまう」といったイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、エージェントが紹介してくれる案件は高単価なものが多いため、手数料を加味しても十分高収入が期待できます。
また当然ですが、わざわざ自身で広報活動を行ったり、法人営業を行ったり、人脈作りのための会に出席したりする必要は一切ありません。
つまり、フリーランスエンジニアとして案件を獲得したいのであれば、エージェントに頼るのが最適解だといえるでしょう。
数あるエージェントの中で、TechAgentを選ぶメリットは以下の4点となります。
・手厚いサポート
案件アサイン後のミスマッチを防ぐため、担当プロデューサーが直接サポート。
エンドクライアントとの直契約案件を多数取り扱っています。
・正社員登用制度
希望者向けに正社員登用を前提とした案件紹介はもちろん、TechAgentを運営する株式会社凌芸舎の正社員になって頂くケースもございます。
・ボーナス付与制度
契約更新に毎に契約更新ボーナスをお支払い致します。
その他、運営母体である株式会社凌芸舎の業績連動賞与をお支払いすることもございます。
・キャリアアップ交流会
TechAgentの考え方では、フリーランスと正社員の垣根がありません。
フリーランスの方も正社員同様に、社員旅行や社内飲み会、キャリアアップ交流会、Zoom飲み会などの様々なイベントに参加頂き、一緒に日々の業務を分かちあいます。
結論として、以下に当てはまる方は、ぜひTechAgentにお気軽にお問い合わせください。
・正社員を視野に入れて案件を探したい方
・成長できる環境に身を置きたい方
・コミュニケーションや人間関係を大事にしたい方
TechAgentへのお問い合わせはこちらから:https://www.tech-agent.work/
最後になりますが、もしあなたがエージェントを活用しようと思った際に、一応頭に入れておくべきポイントを3つ紹介していきます。
エンジニアとしての実績が薄かったり、未経験でエンジニアの案件を探したい場合は、エージェントの利用は基本的に難しいです。
中には未経験の方向けに案件を紹介しているエージェントもありますが、基本的にそこまで好条件のものは期待できないと思っていたほうがいいでしょう。
記事中でも述べましたが、クライアントはフリーランスの実績を重視する傾向にあります。
よって、実績が少ない場合だと、エージェント側としても好条件の案件はご紹介できない場合がほとんどなのです。
エージェントを利用する際は、案件と並行して自身のスキルアップを図るようにしましょう。
というのも、エージェントで安定して案件を紹介してもらえるようになったとしても、あなた自身の市場価値が上がっていかなければ、年収アップを目指すのは難しいからです。
これは在宅型の案件だと特に顕著であり、1人で黙々と業務を行うだけだと、なかなか成長しづらい部分があるでしょう。
よって、市場価値を高めたい場合は、常駐型の案件を選んでコミュニケーションを重ねるなり、ご自身で勉強するなりして、色々な意味でのスキルアップを図っていきましょう。
エージェントの中には転職エージェントというものもあります。
よって、
・「現在はフリーランスorプログラミング勉強中だが、エンジニアとして経験を積んでいき、ゆくゆくは正社員として働きたい」
・「現在の会社には不満があり、もっと自分の力を活かせる場所でエンジニアとして働いてみたい」
という方にとっても、エージェントは優秀な選択肢となりえるのです。
TechAgentでも、正社員登用を見据えた案件紹介が可能となっておりますので、そういった旨もお気軽にお伝えください。
今回は、フリーランスエンジニア向けに案件の獲得方法を紹介してきました。
結論としましては、ご自身で営業や広報を行うことで仕事を獲得できる方ならば問題ありませんが、そうでない方はエージェントを活用したほうが賢明、といえます。
それに、一般的に考えるとエージェントの営業力はフリーランスエンジニアの比ではないため、始めからエージェントに頼ったほうが効率よく高単価な案件を獲得できる可能性は高いです。
最後になりますが、エージェントと言っても様々なものがあるため、ぜひ比較検討し、ご自身に合いそうなエージェントを選んでみてください。
その中で、もしあなたが
・ゆくゆくは正社員のエンジニアとして働きたい
・常駐かつ長期の案件をこなし、エンジニアとしてのスキルアップを図りたい
・コミュニケーションや人間関係を大事にしながら働きたい
といった考えがあるのであれば、ぜひ一度TechAgentにご相談いただければと思います。
TechAgentへのお問い合わせはこちらから:https://www.tech-agent.work/
当社への各種サービスお問い合わせ、ご質問、資料請求はこちらからお問い合わせください。
お問い合わせ内容の確認後、担当者よりご連絡させていただきます。