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2022/4/4/
ビジネスチャットを導入している企業は増えているかと思いますが、中には以下のような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
・ビジネスチャットって何を使えばいいんだろう
・具体的にどのような機能が異なるのだろう
結局答えがわからず、「とりあえず有名なものを導入すればいいか」という結論に至ってしまう場合もあるでしょうが、ビジネスチャットはそれぞれ機能や利用層が異なりますので、自社にあったチャットツールを選ぶことはとても重要です。
そこで本記事では、最終的にどちらを使うべきか迷う人が多いであろう「LINE WORKS」と「ChatWork」の2つを徹底比較していきます。
読後はどちらのチャットツールが自社に合っているか分かるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
※この他のビジネスチャットに関しては以下記事もご参照ください。
【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!
なお、弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。
LINE WORKSのことならお気軽に相談くださいね!
【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」
まずは結論として、それぞれのビジネスチャットを一言で表すと以下のようなイメージです。
・ラインワークス:唯一LINEと連携ができるビジネスチャットで、利便性の高さとセキュリティが優秀
・チャットワーク:歴史が長いビジネスチャットで、シンプルなUIとタスク管理機能の使いやすさが利点
細かい機能の違いもあるため、どちらがおすすめかは企業の特徴やビジネスチャットの導入目的によっても異なりますが、大まかに上記のようなイメージです。
それぞれもう少し詳しく解説していきます。
ラインワークスは、2017年よりサービスが開始されたビジネスチャットで、以下の特徴を持ちます。
・ほとんどの方にとって親しみがあるLINEに近いUI、機能を持つ
・唯一LINEと連携が可能なビジネスチャット
・管理者機能によってしっかりとセキュリティ管理が可能
とにかくわかりやすさ・使いやすさを重要視している企業様や、セキュリティ管理をしっかり行いたい企業様におすすめです。
チャットワークは2011年よりサービス開始されたビジネスチャットで、以下の特徴を持ちます。
・シンプルなUIで、通知機能やタスク管理がわかりやすい
・IT企業の導入例が多いビジネスチャット
・送信メッセージの編集、削除ができる
タスク管理、グループ管理を徹底したい企業様や、取引先にIT企業が多い企業様などにおすすめです。
とはいえ細かい機能や料金プランの違い等もありますので、しっかり比較検討したい場合は次章の比較表も参考にしてみてください。
ラインワークスとチャットワークの機能・特徴を比較したものが以下です。
※どちらも無料プランをベースとしています。
サービス名 | ラインワークス | チャットワーク |
導入社数 | 350,000社 | 343,000社 |
サービス開始年 | 2017年 | 2011年 |
チャットに関わる機能 | ・タスク管理 ・通話機能 ・LINEユーザーと会話 ・既読機能 ・チャット内ノート ・カレンダー ・掲示板 ・アンケート |
・タスク管理 ・通話機能 ・メッセージの編集可能 |
グループ数の制限 | 無制限 | 7個まで |
利用者数の制限 | 100名まで | 無制限 |
管理者機能 | ○ | × |
(有料版の) 無料トライアル期間 |
30日間 | 30日間 |
(有料版の) 料金プラン |
・スタンダード:年契約450円/人/月、
・アドバンスト:年契約800円/人/月 |
・パーソナル:月額400円/人
・ビジネス:月額500円/人、年間契約417円/人/月 ・エンタープライズ:月額800円/人 |
特徴 | ・LINEに近いUIで使いやすい ・LINEと連携できる ・有料プラン導入数国内ナンバーワン |
・送ったメッセージの編集が可能 ・タスク管理、グループ管理機能が使いやすい |
この比較表をもとに、ラインワークスとチャットワークの共通点及び、5つの違いについて詳しくみていきましょう。
【フリープラン】今、急激に利用者数を増やしているLINE WORKSの無料版でできることは??(有料プランと比較)
ラインワークスとチャットワークに共通する点は以下の2つです。
・無料プランでチャット機能が利用でき、社内コミュニケーションの活発化が図れる
・導入企業が30万社を超える、人気のビジネスチャットである
どちらもビジネスチャットとしての使い勝手が良く、実際に導入企業数はそれぞれ30万社を超えています。
これだけの数字が示しているように、双方共にビジネスチャットで重要となる「使い勝手」「シェア数の多さ」は最低限満たしていると言えるでしょう。
ラインワークスとチャットワークの違い1つ目は、「ユーザー属性」。
それぞれのビジネスチャットのユーザー属性は以下のようなイメージです。
・ラインワークス:外回りや実店舗で顧客対応などをする、オフィス外や店舗での業務が多い企業
・チャットワーク:IT系やネットで顧客対応などをする、オフィス内業務が多い企業
ラインワークス、チャットワーク共に、同様の種類のビジネスチャットであれば外部企業ともチャットが可能です。
よって、自社の使い勝手だけでなく、取引先となる企業がどちらを使っていそうかも考えつつ検討してみてください。
ラインワークスのユーザー属性は、オフィス外や店舗での業務が多い企業が主です。
例としては「アパレル」「飲食」「病院スタッフ」「toC向けの営業」などがあり、理由としては以下が挙げられます。
・LINEに近いUIで、手軽に連絡をとりやすい
・LINEと連携が可能なので、アルバイトやLINEしか持っていないお客様とも繋がれる
ラインワークスはLINEに近いUIで使いやすいため、ITに疎い方や年配の方でも使いやすいというメリットがあります。
加えてLINEと連携ができますので、アルバイトや派遣の管理、ビジネスチャットを持っていないお客様とのやりとりにも活用可能です。
一方でチャットワークのユーザー属性は、オフィス内業務が多い企業が主です。
例としては「IT系全般」が挙げられ、理由は以下の通りです。
・タスク管理やグループ管理機能が使いやすい
・サービス提供開始年がラインワークスよりも早く、情報速度の速い企業のほとんどが既に導入済み
オフィス内業務が多いIT系の企業は、チャットワークの方が社内コミュニケーション・社外連絡で活用できるシーンが多いかもしれません。
とはいえこれらのユーザー属性はあくまで目安。
IT系でもラインワークスを利用している企業はありますし、その逆も然りですので、おおよそのイメージとして参考にしてみてください。
ラインワークスとチャットワークの違い2点目は、「チャット機能」です。
具体的にはチャット機能のUI及び機能が異なります。
・ラインワークス:LINEのようなUIに加え、「アンケート」「既読」「カレンダー」などの機能が豊富
・チャットワーク:シンプルなUIで、タスク管理やグループ管理機能がある
ラインワークスはLINEと機能・UI共に似ていますので、チャットツールなどに疎い方でも利用できる点が大きなメリットです。
一方でチャットワークは、シンプルにタスク管理・グループごとのプロジェクト管理などを徹底できる点がメリットだと言えるでしょう。
会社の属性やチャットツール導入の目的に併せて、どちらがいいか選んでみてください。
ラインワークスとチャットワークの違い3点目は、「グループ数制限」です。
ラインワークスは無料プランでもグループ数制限がないのに対し、チャットワークは7個までしかグループが作成できません。
よって7個以上グループを作成する可能性がある場合は、ラインワークスが適しているでしょう。
ちなみにチャットワークは「月500円/ユーザー」のビジネスプランからグループ数が無制限となりますので、そちらを利用するのも手です。
ラインワークスとチャットワークの違い4点目は、「管理者機能」の有無です。
ラインワークスでは「管理者画面」より、権限を持つ方がメンバーの追加・削除、外部とのコンタクトの承認などを行うことができます。
管理者が各種設定・管理を行うことで、セキュリティ面や運営体制などを整えることが可能です。
こちらも組織の体制やセキュリティ面などから、管理者機能は必要そうか判断してみてください。
ラインワークスとチャットワークの違い5つ目は、「シェア数」です。
2022年時点での、それぞれのチャットツールの導入企業数は以下の通り。
・ラインワークス:35万社
・チャットワーク:34.3万社
僅差ではありますが、現時点ではラインワークスの方が純粋なシェア数は多い状態です。
なおかつ特筆すべきは、チャットワークが2011年開始なのに対し、ラインワークスは2017年よりサービスを開始している点。
純粋なシェア数、ユーザー数の伸び具合に関しては、どちらをとってもラインワークスに軍配が上がります。
ここまでラインワークスとチャットワークを比較してきましたが、「どちらを選んでいいかわからない」とお悩みの企業様も多いかと思います。
よって、もし迷った場合は以下の基準でビジネスチャットを選んでみてください。
・自社のコミュニケーションに活用できそうか:導入目的と、ツールの機能を照らし合わせましょう
・社員やアルバイトはIT系に強そうか:ツールに疎い方が多い場合は、LINEに近いUIのラインワークスがおすすめ
・シェア数はどの程度か:迷った際は純粋なシェア数でチェックするのもおすすめ
これらを踏まえ、自社に適していそうなビジネスチャットはどちらか、仮でもいいので結論を出してみましょう。
自社に合いそうなチャットはフリープランを導入してみて、ぜひ実際の使い心地を確かめてみてください。
【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!
チャットワークがおすすめなのは、以下に該当する企業様です。
・デスクワークが主で、取引先にIT系企業が多い
・ビジネスチャットで、タスク管理やプロジェクト管理の円滑化を図りたい
・他社とのやりとり用に、2つ目以降のビジネスチャットを用意しておきたい
ラインワークスには劣りますが、チャットワークは34万社が導入しているビジネスチャット。
IT系企業に多く導されている傾向にありますので、他社とのやりとり用にこちらを選ぶのは手です。
社内コミュニケーションにおいても、タスク管理やプロジェクト管理を徹底したい場合は、チャットワークが選択肢に上がるでしょう。
ラインワークスがおすすめなのは、以下に該当する企業様です。
・ビジネスチャットの操作に疎い社員が多い
・LINE連携でアルバイト、派遣などの管理を手軽に行いたい
・特に決める基準はないが、よりシェア数が多く、今後伸びそうなビジネスチャットを選びたい
ラインワークスはLINEと近いUIですので、扱いやすさはビジネスチャットの中でもダントツだと言えるでしょう。
そのほかLINE連携できたり、シェア数がトップクラスに多かったりと、活用方法や今後の伸びにも期待できます。
具体的な導入目的が定まっておらず、シンプルに社内コミュニケーションの活発化を図りたい場合や、他社との連絡手段にこだわりがないという場合は、シンプルに利便性の高いラインワークスが適しているでしょう。
LINE WORKS導入の際は、ぜひ凌芸舎にお任せください。
弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。
有償プランにおいても機能制限なく30日間完全無料でお試しすることもできますので、とにかく早く使いたいというお客様はこちらからお問い合わせください。
スピードと手厚いサポートが自慢の弊社では、最短当日からLINE WORKSを使い始めることができます!
・【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」
今回はラインワークスとチャットワークの違いについて紹介してきました。
最後に、再度比較表を掲載します。
※どちらも無料プランをベースとしています。
サービス名 | ラインワークス | チャットワーク |
導入社数 | 350,000社 | 343,000社 |
サービス開始年 | 2017年 | 2011年 |
チャットに関わる機能 | ・タスク管理 ・通話機能 ・LINEユーザーと会話 ・既読機能 ・チャット内ノート ・カレンダー ・掲示板 ・アンケート |
・タスク管理 ・通話機能 ・メッセージの編集可能 |
グループ数の制限 | 無制限 | 7個まで |
利用者数の制限 | 100名まで | 無制限 |
管理者機能 | ○ | × |
(有料版の) 無料トライアル期間 |
30日間 | 30日間 |
(有料版の) 料金プラン |
・ライト:年契約300円/人/月、
・ベーシック:年契約500円/人/月 ・プレミアム:年契約1,000円/人/月 |
・パーソナル:月額400円/人
・ビジネス:月額500円/人、年間契約417円/人/月 ・エンタープライズ:月額800円/人 |
特徴 | ・LINEに近いUIで使いやすい ・LINEと連携できる ・有料プラン導入数国内ナンバーワン |
・送ったメッセージの編集が可能 ・タスク管理、グループ管理機能が使いやすい |
これを踏まえ、それぞれのビジネスチャットがおすすめな企業様は、以下の通りです。
チャットワークがおすすめな企業様
・デスクワークが主で、取引先にIT系企業が多い
・ビジネスチャットで、タスク管理やプロジェクト管理の円滑化を図りたい
・他社とのやりとり用に、2つ目以降のビジネスチャットを用意しておきたい
ラインワークスがおすすめな企業様
・ビジネスチャットの操作に疎い社員が多い
・LINE連携でアルバイト、派遣などの管理を手軽に行いたい
・特に決める基準はないが、よりシェア数が多く、今後伸びそうなビジネスチャットを選びたい
ぜひ自社に合ったビジネスチャットを選んでみてくださいね。
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