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2022/9/28/
・「独立してフリーランスエンジニアになりたいけど、何から始めていいかわからない」
・「未経験だけど、今からフリーランスエンジニアになれる?」
近年人気が高まっているフリーランスエンジニア。
平均年収が高かったり、融通が利く働き方ができたりといった理由から、目指す方は増えています。
しかしフリーランスエンジニアになるためには、それに見合ったスキルや経験が必要。
本記事では、フリーランスエンジニアとして独立するために、以下のポイントについて解説していきます。
・【フリーランスエンジニアになるには】独立までの6ステップ
・実務経験がある方はエージェントを利用すべき
・フリーランスエンジニアが収入を上げるためのポイント
・【フリーランスエージェントになるには】よくある質問
フリーランスエンジニアになって活躍したい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは早速ですが、フリーランスエンジニアとして独立するまでの6ステップを紹介します。
1.プログラミングスキルを身につける
2.企業で最低1年間経験を積む
3.副業で案件を獲得する
4.独立手続きを済ませる
5.スキルシートを作成する
6.案件を獲得する
エンジニア未経験の方はステップ1から、企業経験アリの方はぜひステップ2からご覧ください。
フリーランスエンジニアになるには、まず「プログラミングスキルを身につける」ところから。
こちらはプログラミング未経験、初心者の方向けのステップになりますが、以下のような方法でスキルを習得するところから始めてみてください。
・プログラミングスクールに通う
・プログラミング学習サイトやオンラインサロンなどで学習する
・「MENTA」などプロから学べるサービスを利用する
「プログラミングを最低限習得する」ことに限って言えば、現代はかなり敷居が低くなっています。
スキルがまだ伴っていない方は、ぜひいずれかの方法を実践してみてください。
「どの言語を学べばいいだろう?」という方は、こちらの記事もご確認ください。
【後日公開予定】
既にある程度スキルがある方は、企業で1年間経験を積みましょう。
企業で実務経験が必要な理由としては、以下が挙げられます。
・複数人で対応するプロジェクトに対応できないため
・実際の現場経験の有無で知識レベルや技術の知見が異なるため
・プログラミング案件で「1年実務経験あり」を募集条件としているものが比較的多いため
会社で複数人でプロジェクトを回す経験を積めたり、先輩社員とのコミュニケーションで技術への知見が広がったりなど、会社での実務経験の重要性は非常に高いです。
実際の案件も複数人で回すようなプロジェクトがほとんどですので、スキルがあったとしても、実務経験がないと対応するのは難しいでしょう。
実務経験でしか得られないスキルや、「実務経験◯年」の信頼性の存在はとても大きいため、最低限でも1年、長くても3年程度の実務経験は欠かせません。
フリーランスエンジニアになるためには欠かせないステップですので、コツコツとキャリアを積みましょう。
会社員として経験を積みながらやっておくべきことが、副業で一度案件を獲得すること。
副業として案件を獲得することで、以下のようなメリットが得られます。
・個人で仕事を獲得する経験が積める
・個人としての実績を作れる
フリーランスになった際、あなた個人での実績や経験があれば、よりスムーズに案件獲得することができます。
フリーランスエンジニアになるための予行演習として、個人で副業案件を獲得してみましょう。
・SNS経由:「Twitter」など
・クラウドソーシングサービス:「クラウドワークス」「ココナラ」など
・エージェント:「TechAgent」「ITプロパートナーズ」など
・副業マッチングサービス:「Offers」「YOUTRUST」など
副業として仕事を受けるのであれば、この辺りで案件を探すのがおすすめです。
フリーランス向けの案件獲得サービスについては、以下の記事もご覧ください。
【後日公開予定】
副業経験や実務経験を十分に積めて、フリーランスになる準備が整ったら、独立の準備を進めていきましょう。
フリーランス=個人事業主として活動していくことになるので、以下のような手続きが必要です。
・健康保険の切替
・年金の切替
・開業届、青色申告控除の申請
・事業用口座の開設
会社員とは異なり、フリーランスは自身で福利厚生の準備をする必要があります。
年金もただ切り替えるだけでなく、老後に向けた資産形成のため、自身で付加年金に加入する方も多いです。
確定申告も自身で行っていく必要があるので、各種経費などもきちんと残す癖をつけましょう。
個人事業主として活動していく準備が整ったら、続いて「スキルシート」を作成しましょう。
スキルシートとは、要するにエンジニア用の職務経歴書、履歴書のようなもの。
フリーランスとして仕事を獲得していく上で、スキルシートの印象は非常に重要となります。
以下の内容を中心に記載し、好印象なスキルシートを作りましょう。
・職務経歴
・業務内容
・保有スキル(言語、ツール、ソフトウェアなど)
・経験プロジェクト
・自己PR(コミュニケーション能力や人柄)
どんなに素晴らしいスキルや経験があっても、スキルシートの印象が悪ければ仕事の獲得は難しいです。
詳しいスキルシートの書き方については、以下の記事もご確認ください。
【後日公開予定】
スキルシートを作成できれば、フリーランスとして仕事を獲得していく準備はOK。
実際に案件を獲得するための行動を起こしていきましょう。
なお、仕事を取るための方法はさまざまで、具体的には以下が挙げられます。
・交流会などで人脈を広げて仕事を受ける
・SNSやブログでコツコツ発信し、相談を受ける
・クラウドソーシングや副業マッチングで仕事を受ける
・エージェントサービスを利用し、案件を紹介してもらう
・etc
それぞれの方法ごとにメリット・デメリットがありますので、あなたに適した案件獲得方法を選ぶことが大切です。
例えば、コツコツ発信するのが得意な方は、SNSやブログでじっくり長期的に集客をしたり。
逆に、営業活動が苦手な方なら、エージェントサービスを利用し、良い案件を紹介してもらったり。
エンジニアとしての仕事に集中するためにも、負担になりにくい方法を選んでみてくださいね。
案件を安定して獲得していきたい方は、以下の記事も併せてチェック。
【完全版】フリーランスエンジニアが安定して案件獲得するための方法を徹底解説!仕事がないエンジニアの方は必見
フリーランスエンジニアになるための6ステップを紹介してきました。
しかし、フリーランスとして最も重要なのは、ズバリ「どのように仕事を獲得していくか」というステップ6の部分です。
ここに関して結論から言いますと、実務経験がある方はエージェントを利用して案件を獲得するのがおすすめ。
エージェントとは、簡単に言えばあなたの仕事を代わりに獲得し、条件に合った案件を紹介してくれるといったサービス。
以下に該当するエンジニアの方なら、エージェントの利用は特に適しているでしょう。
・営業活動やSNSでの発信が苦手
・長期間の案件を受けたい
・フルリモートなど、自分の希望に合った案件を紹介してほしい
・実務経験が最低でも1年以上ある
自身で仕事を獲得するとなると、案件の選択肢自体が少なかったり、営業活動自体にリソースを食われたりと、負担が大きい部分が多いです。
長期的な案件を安定して獲得したいというエンジニアの方は、ぜひエージェントサービスを利用しましょう。
フリーランスエンジニアがエージェントを利用するべき理由は、以下の通り。
・エンジニアとしての仕事に集中できる
・安定した収入が獲得できる
・あなたの希望になるべく即した案件を獲得できる
・エージェントにフリーランスとしてのあれこれを相談できる
・etc
逆にいうと、これらの理由に魅力を感じないエンジニアの方は、エージェントを利用する必要はありません。
具体的には、営業活動が苦にならない方や、自分で高単価な案件を獲得できる方、SNSやブログでコツコツ発信するのが得意な方など…。
自分でさまざまな案件を獲得し、自分でも何かしらのプロジェクトを回していきたいと言った自主性の強い方も、エージェントは向いていないかもしれません。
そういった方は、ぜひ以下の記事であなたに適した案件獲得方法を探してみてください。
【完全版】フリーランスエンジニアが安定して案件獲得するための方法を徹底解説!仕事がないエンジニアの方は必見
しかし、実務経験を積んでいて、なおかつ営業活動が苦手な方ならば、エージェントはおすすめです。
エージェントサービスはさまざまなものがありますが、弊社のサービス「Tech Agent」には以下のメリットがございます。
・手厚いサポート
案件アサイン後のミスマッチを防ぐため、担当プロデューサーが直接サポート。
エンドクライアントとの直契約案件を多数取り扱っています。フルリモートの案件も多数。
・正社員登用制度
希望者向けに正社員登用を前提とした案件紹介はもちろん、TechAgentを運営する株式会社凌芸舎の正社員になって頂くケースもございます。
・ボーナス付与制度
契約更新に毎に契約更新ボーナスをお支払い致します。
その他、運営母体である株式会社凌芸舎の業績連動賞与をお支払いすることもございます。
・キャリアアップ交流会
TechAgentの考え方では、フリーランスと正社員の垣根がありません。
フリーランスの方も正社員同様に、社員旅行や社内飲み会、キャリアアップ交流会、Zoom飲み会などの様々なイベントに参加頂き、一緒に日々の業務を分かちあいます。
エージェントサービスは他にも多数ありますが、こちらのページを見ていただいたのも何かのご縁。
これらのメリットに少しでも魅力を感じていただけたら、ぜひ以下HPでサービス詳細だけでもご覧ください。
フリーランスエンジニアの活動に関して、気軽にご相談いただくだけでも大歓迎ですよ。
サービス詳細はこちら:https://www.tech-agent.work
続いては、フリーランスエンジニアの年収事情についてみていきましょう。
SE HACKが、都内の100人のフリーランスエンジニアを対象に実施した収入調査のアンケートの結果は以下の通りです。
参考 SE HACK:https://happy.value-ark.com/sehack/freelance-engineer-marketprice
フリーランスエンジニアの各世代の平均年収は「600~800万」程度。50代までは正社員エンジニアの収入を上回っています。
しかし最低年収の項目を見てみると、30代以降のフリーランス最低年収は正社員平均を下回るという結果に。
また、そもそもフリーランスエンジニアの最低年収と最高年収の振り幅も非常に広いため、「フリーランスエンジニアになれば誰でも正社員より稼げる!」というわけではないようです。
結論として、稼げるフリーランスは年収1,000万を超えるが、正社員の平均年収を下回るフリーランスエンジニアもザラにいることがわかります。
フリーランスエンジニアの案件相場について紹介してきましたが、一口にフリーランスエンジニアと言っても、人によって収入額にはバラツキがあることがわかりました。
フリーランスエンジニアとして高い収入を得るためには、工夫や努力は必要不可欠。
実際に平均年収やそれ以上の収入を実現するべく、ぜひ以下のポイントを意識してみてください。
・フリーランスとしてのスキルを高める
・エージェントを活用する
・上流工程の案件を取る
まずはスキルを高めることが大切ですが、これはプログラミングスキルに限りません。
・クライアントとのコミュニケーションスキル:クライアントの懐に入り、継続して案件をもらったりなど
・営業スキル:適切な提案をしたり、人脈を広げて仕事のチャンスを見つけたりなど
・発信スキル:ブログやSNSをコツコツと発信することで仕事につなげるなど
フリーランスは案件獲得から納品まで、基本的に全て自分で行う必要があります。
よって「プログラミングスキルが高くても営業スキルが極端に低い」という場合、仕事が貰えなかったり、安く買い叩かれたりといったこともあり得るでしょう。
フリーランスとしての現状を定期的に見直し、案件獲得、業務、アフターフォロー、コミュニケーションなど、どのプロセスに問題があるか分析するようにしてみてください。
足りないスキルを高めていくことで、フリーランスとしての収入アップが期待できるはずです。
中には、営業スキルや発信スキルに自信がない方や、プログラミングだけをしていたいという方もいるでしょう。
そういった方は、フリーランスになった際、前述した「エージェント」を活用してみてください。
エージェントは高単価な案件を獲得してくれるので、「プログラミング以外」のスキル磨きに時間を費やす必要がありません。
エージェントへのマージンを嫌う人もいらっしゃいますが、営業を外注していると考えれば納得できるでしょう。
いずれにせよ、フリーランスと一口に言ってもさまざまなタイプがあるので、生存戦略は人によって違って当然。
あなたの性格的に営業や発信が向いていないようなら、ぜひエージェントの活用を選択肢に入れてみてください。
サービス詳細はこちら:https://www.tech-agent.work
ある程度案件が獲得できるようになってきたら、「上流の案件を取る」ことも徐々に意識してみてください。
というのも、プロジェクトマネージャーやシステムコンサルタントなど、プロジェクトの上流工程に関わる職種であるほど、単価相場が高い傾向にあるからです。
とはいえ、フリーランスでいきなり上流の案件を取るのは難しいので、やはり企業での実務経験が重要になるでしょう。
社員のうちに上流の経験を積んでおくと、フリーランスエンジニアになってからの仕事の幅は広がるはずですので、これからフリーランスを目指す方はぜひ意識してみてください。
フリーランスになってからレイヤーを上げる場合は、信頼関係があるクライアントのもとで経験を積み、実績を作るといいでしょう。
最後に、フリーランスエンジニアになるにあたり、よくある質問と回答を紹介していきます。
フリーランスエンジニアになるために必要なスキルとしては、以下が挙げられます。
・プログラミングスキル
・コミュニケーションスキル
・営業スキル、発信スキル
フリーランスエンジニアとして食っていくとなると、会社がやっていたことを全て自身で行う必要があります。
プログラミングだけでなく、納期管理や、クライアントとのコミュニケーション、そして仕事を獲得するための営業活動など…
プログラミングスキルだけではフリーランスエンジニアとしての活躍は難しいので、これらのスキルも併せて習得したいところです。
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴は、以下の通りです。
・主体性がある
・自己管理ができる
・コミュニケーション能力や交渉力がある
・成長意欲がある
・行動力がある
これらの特徴を多く満たしていれば、それだけフリーランスとして活躍できる可能性は高いでしょう。
自身で高単価な案件を獲得したり、人脈を広げて安定して仕事を取れたりと、引く手数多のフリーランスになれるはずです。
とはいえ、これらのポイントをあまり満たしていない場合でも、エージェントなどを活用すれば、交渉や営業活動は代わりに行ってくれます。
「該当箇所が少ない=フリーランスとして食っていけない」というわけではないので、参考程度にしてみてください。
フリーランスエンジニアとして独立するべき最適なタイミングは人によっても異なるでしょうが、株式会社Hajimariが実施した「フリーランスとして独立した年齢は?」という調査の結果は以下の通りです。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000031819.html
平均年齢は「35.2歳」で、30代前半、30代後半で独立した方が最も多い結果。
しかし20代後半でフリーランスとして独立している方も多いため、スキルや就業年数の土台がしっかりしていれば、年齢はそこまで気にする必要はないと考えられます。
そのほかスキル・経験・仕事を獲得する際の信頼などさまざまな点を考慮すると、短くても3~5年、長くて6~10年程度の実務経験を積んでから独立するのがタイミングとしては最適だと言えるでしょう。
正社員エンジニアとフリーランスエンジニアは、主に以下のような違いがあります。
フリーランス |
正社員 |
|
平均年収 |
600~876万円 |
378~690万円 |
メリット |
・社員より高収入を狙える ・社員より自由な働き方ができる |
・役割が明確で自分の得意分野に注力できる ・収入面や社会的地位が安定する |
デメリット |
・フリーランスの最低年収は正社員を下回る ・案件獲得や税金、年金関連など、自分でやることが多い |
・能力が高いほど、フリーランスになった方が稼げる ・安定している分、フリーランスより自由度が低い |
このようにそれぞれメリットデメリットがあるので、正社員かフリーランスどちらがいいかは人によるでしょう。
あなたの性格や理想などを踏まえ、どちらが向いているのか考えてみてください。
本記事で解説したステップを踏めば、未経験からでもフリーランスエンジニアを目指すことは十分可能です。
1.プログラミングスキルを身につける
2.企業で最低1年間経験を積む
3.副業で案件を獲得する
4.独立手続きを済ませる
5.スキルシートを作成する
6.案件を獲得する
しかし、フリーランスエンジニアとしてしっかり稼いでいきたいのであれば、ステップ2の「企業で実務経験を積む」のは必須。
特に上流工程の仕事を経験できれば、フリーランスになってから獲得できる案件の幅も広がりやすいです。
未経験からフリーランスエンジニアを目指す場合、プログラミングスキルを習得するのは当然として、「質の高い実務経験を数年積む」ことを特に大事にしてみてください。
ただ、ダラダラと正社員を長く続ければいいわけでもないので、しっかりと成長できる環境を選ぶことがポイントになるでしょう。
今回はフリーランスエンジニアになるためのステップや、収入を上げるためのポイントなどについて解説しました。
フリーランスエンジニアの最低年収は正社員を下回るものの、平均年収は「600万円~800万円程度」と比較的高い水準。
実務経験を数年積んでスキルが身に付いているのであれば、案件の獲得方法次第でしっかりと稼いでいくことができるはずです。
特に駆け出しフリーランスのうちは、営業が苦手な方でも高単価の案件が獲得できる「エージェント」を活用するのがおすすめ。
これから独立しようと考えている方、スキルはあるけど案件が獲得できるか不安な方は、以下「Tech Agent」にお気軽にご相談くださいね。
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お問い合わせ内容の確認後、担当者よりご連絡させていただきます。