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2022/6/15/
ビジネスチャットを導入する企業は増えていますが、一口に「ビジネスチャット」と言っても、機能や種類は様々。
故に、以下のような疑問をお持ちの企業様も多いかと思います。
・自社はどのビジネスチャットが合っているんだろう?
・どのビジネスチャットだとコミュニケーションが捗るだろう?
そこで本記事では、どちらを使うべきか迷う人が多いであろう「LINE WORKS」と「Slack」の2つを徹底比較していきます。
読後はどちらのチャットツールが自社に合っているか分かるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
※この他のビジネスチャットに関しては以下記事もご参照ください。
【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!
【徹底比較】LINE WORKSとChat Workの違いは?比較表をもとに徹底解説
なお、弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。
LINE WORKSのことならお気軽に相談くださいね!
【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」
まずは結論として、それぞれのビジネスチャットを一言で表すと以下のようなイメージです。
・スラック:IT系やエンジニアに人気のビジネスチャットで、カスタマイズ性や拡張性の高さが魅力
・ラインワークス:唯一LINEと連携ができるビジネスチャットで、使いやすさと機能の多さが優秀
細かい機能の違いもあるため、どちらがおすすめかは企業の特徴やビジネスチャットの導入目的によっても異なりますが、大まかに上記のようなイメージです。
それぞれもう少し詳しく解説していきます。
スラックは2014年にアメリカでリリースされたビジネスチャットで、2017年に日本版サービスが開始されました。
そんなスラックの特徴は以下の通り。
・拡張性が高く、様々なWebサービスと連携できる
・作業ごとに「チャンネル」を作成してやり取りを行える
IT系、もしくは技術者やエンジニアが多い企業様におすすめです。
ラインワークスは、2017年よりサービスが開始されたビジネスチャットで、以下の特徴を持ちます。
・LINEに近いUI・機能を持ち、教育コストがほぼかからない
・唯一LINEと連携が可能なビジネスチャット
・LINE同様に、アンケート・カレンダーなど小回りが効く機能が多い
とにかくわかりやすさ・使いやすさを重要視している企業様におすすめです。
それでは、スラックとラインワークスを実際に比較してみましょう。
※どちらも無料プランをベースとしています。
サービス名 | ラインワークス | スラック |
導入社数 | 350,000社 | 85,000社(有料プラン) |
サービス開始年 | 2017年 | 2017年(日本版リリース) |
チャットに関わる機能 | ・タスク管理 ・通話機能 ・LINEユーザーと会話 ・既読機能 ・チャット内ノート ・カレンダー ・掲示板 ・アンケート |
・拡張性が高く、カスタマイズ可能 ・通話機能 ・メッセージの編集・削除が可能 |
サポート | 管理者のみ(有償プラン) | 公式HPにお問い合わせフォームあり |
連携可能なサービス | LINE | 多数(ただし10個まで) |
利用者数の制限 | 100名まで | なし |
管理者機能 | ○ | ○ |
(有料版の) 無料トライアル期間 |
30日間 | 30日間 |
(有料版の) 料金プラン |
・スタンダード:年契約450円/人/月、
・アドバンスト:年契約800円/人/月 |
・プロ:月額850円/人
・ビジネスプラス:月額1,600円/人 |
特徴 | ・LINEに近いUIで使いやすい ・LINEと連携できる ・有料プラン導入数国内ナンバーワン |
無料プランでもサポート付きで利用できる 他のサービスと連携できたりと、カスタマイズ性が高い |
この表組みを踏まえ、ラインワークスとスラックの5つの違いについてみていきましょう。
スラックとラインワークスの違い1点目は、「ユーザー属性」。
それぞれのビジネスチャットのユーザー属性は、主に以下のようなイメージです。
スラック:IT・エンジニア系、多数の部署がある規模の大きい企業など
ラインワークス:外回りや実店舗で顧客対応などをする、オフィス外や店舗での業務が多い企業
もし社外とも連絡を取る場合、同じチャットツールを導入していた方がスムーズなコミュニケーションを図れます。
まずは自社や取引先の属性を踏まえ、両者を比較してみましょう。
スラックのユーザー属性は、IT・エンジニア系の方が多い企業や、多数の部署がある規模の大きい企業などです。
スラックはカスタマイズ性が高く、コードを投稿できるスニペット機能がついているため、ITリテラシーが高い人やエンジニアなどに活用されることが多いツール。
それに加えて「チャンネル機能」で部署間・部署外とのやり取りも効率化できますので、規模が大きい企業の導入事例も多いようです。
ラインワークスのユーザー属性は、外回りや実店舗で顧客対応などをする、オフィス外や店舗での業務が多い企業が主です。
ラインワークスはLINEに近いUIで使いやすく、アンケートやカレンダーなど小回りが効く機能も多数用意されています。
よって「使いやすさ」「わかりやすさ」を重視して社内コミュニケーションを円滑化したい企業に向いているでしょう。
業界別のラインワークス導入状況は以下の通りです。(有料プラン)
引用:https://line.worksmobile.com/jp/pr/20210218/
ご覧の通り、デスクワークがメインでない業種ほどラインワークスの導入数が多い状況です。
ラインワークスとスラックの違い3点目は、「UI、チャット内機能」です。
具体的には、以下のような違いがあります。
ラインワークス:LINEが使えるならすぐに使える、機能も豊富
スラック:ラインワークスと比較するとUIは馴染みにくいが、技術力があれば他サービスと連携できる
簡単にいうのであれば、ラインワークスは万人向け、スラックはITに強い人向け、といったイメージです。
スラックが具体的にどのようなサービスと連携できるかは、次章で紹介します。
ラインワークスとスラックの違い4点目は、「連携可能なサービス」です。
それぞれのビジネスチャットが連携できる外部サービスは、以下の通り。
・ラインワークス:LINE
・スラック:ZOOM、GoogleDrive、Googleカレンダー、DropBoxなど、ほか多数
ラインワークスはLINEと唯一連携できるビジネスチャットで、LINEユーザーともコミュニケーションを図ることが可能です。
一方で、スラックはここでは挙げきれないほど多数のサービスと連携が可能。
具体的には、以下のような使い方ができます。
・Googleカレンダーと連携し、カレンダーの予定を反映する
・ZOOMと連携し、コマンド1つでZOOMに招待する
・GoogleDriveと連携し、ファイルの更新通知を受け取る
多少技術力は問われるものの、多数のサービスを使用している企業の方なら、スラックの恩恵を受けることができるはずです。
ラインワークスとスラックの違い5点目は、「サポート体制」です。
ラインワークスは、有償プラン契約中の管理者のみ、管理者画面から電話・お問い合わせフォームでのサポートを受けることができます。
一方でスラックは「お問い合わせページ」が用意してあり、誰でもお問い合わせフォームを使用することが可能。
よってフリープランでは、スラックの方がサポートを受けやすい体制だといえるでしょう。
ラインワークスとスラックの違い6点目は、「シェア数」です。
2022年時点での、それぞれのチャットツールの導入企業数は以下の通り。
・ラインワークス:350,000社(有料・無料合算)
・スラック:85,000社(有料プラン)
スラックは有料プランの導入企業数しか発表していないため、無料プランも合算した導入企業数では比較することができませんでした。
しかし、ラインワークスは国内の有償ビジネスチャット普及率を上回っているとのデータもあり、ラインワークスの成長率はとても高いです。
よって現状、シェア数の将来性を考えるとラインワークスの方が伸びる可能性は高いと考えられるでしょう。
ここまでラインワークスとスラックの機能を比較してきましたが、「どちらを選んでいいかわからない」とお悩みの企業様も多いかと思います。
よって、もし迷った場合は以下の基準でビジネスチャットを選んでみてください。
・自社のコミュニケーションに活用できそうか:導入目的と、ツールの機能を照らし合わせましょう
・社員は技術者よりの方が多いか:ITに強い方が多い場合は、カスタマイズ性の高いスラックがおすすめ
・シェア数はどの程度か:迷った際は純粋なシェア数でチェックしましょう
これらを踏まえ、自社に適していそうなビジネスチャットはどちらか、仮でもいいので結論を出してみましょう。
自社に合いそうなチャットはフリープランを導入してみて、ぜひ実際の使い心地を確かめてみてください。
【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!
ここまでの内容を踏まえ、スラックがおすすめなのは以下に該当する企業様です。
・デスクワーク、IT系の企業で、様々なWebサービスを使用している
・技術者、プログラマーなど、スラックの拡張性を使いこなせる方が多い
・上記2つをある程度満たしている、複数の部署やプロジェクトがある企業様
スラックは、様々なサービスと連携できる「カスタマイズ性」が大きな特徴です。
よって複数のサービスを使用している企業様や、拡張性の高さを活かせる社員が多い場合にはスラックが適しているでしょう。
「チャンネル機能」によって複数の部署やプロジェクトも管理できますので、規模が大きい企業にもおすすめです。
一方でラインワークスがおすすめなのは、以下に該当する企業様です。
・ビジネスチャットの操作に疎い社員が多い
・LINE連携でアルバイト、派遣などの管理を手軽に行いたい
・特に決める基準はないが、よりシェア数が多く、今後伸びそうなビジネスチャットを選びたい
ラインワークスはLINEと近いUIですので、扱いやすさはビジネスチャットの中でもダントツだと言えるでしょう。
そのほかLINE連携できたり、シェア数がトップクラスに多かったりと、活用方法や今後の伸びにも期待できます。
具体的な導入目的が定まっておらず、シンプルに社内コミュニケーションの活発化を図りたい場合や、他社との連絡手段にこだわりがないという場合は、シンプルに利便性の高いラインワークスが適しているでしょう。
LINE WORKS導入の際は、ぜひ凌芸舎にお任せください。
弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。
有償プランにおいても機能制限なく30日間完全無料でお試しすることもできますので、とにかく早く使いたいというお客様はこちらからお問い合わせください。
スピードと手厚いサポートが自慢の弊社では、最短当日からLINE WORKSを使い始めることができます!
ラインワークスは有償プラン契約中の管理者しかサポートを受けることができませんが、上記お問い合わせからご契約いただければ、弊社がしっかりサポートさせていただきます。
・【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」
今回はラインワークスとスラックの違いについて紹介してきました。
最後に、再度比較表を掲載します。
※どちらも無料プランをベースとしています。
サービス名 | ラインワークス | スラック |
導入社数 | 350,000社 | 85,000社(有料プラン) |
サービス開始年 | 2017年 | 2017年(日本版リリース) |
チャットに関わる機能 | ・タスク管理 ・通話機能 ・LINEユーザーと会話 ・既読機能 ・チャット内ノート ・カレンダー ・掲示板 ・アンケート |
・拡張性が高く、カスタマイズ可能 ・通話機能 ・メッセージの編集・削除が可能 |
サポート | なし | スタンダードサポート |
利用者数の制限 | 100名まで | なし |
管理者機能 | ○ | ○ |
(有料版の) 無料トライアル期間 |
30日間 | 30日間 |
(有料版の) 料金プラン |
・ライト:年契約300円/人/月、
・ベーシック:年契約500円/人/月 ・プレミアム:年契約1,000円/人/月 |
・プロ:月額850円/人
・ビジネスプラス:月額1,600円/人 |
特徴 | ・LINEに近いUIで使いやすい ・LINEと連携できる ・有料プラン導入数国内ナンバーワン |
無料プランでもサポート付きで利用できる 他のサービスと連携できたりと、カスタマイズ性が高い |
これを踏まえ、それぞれのビジネスチャットがおすすめな企業様は、以下の通りです。
スラックがおすすめな企業様
・デスクワーク、IT系の企業で、様々なWebサービスを使用している
・技術者、プログラマーなど、スラックの拡張性を使いこなせる方が多い
・上記2つをある程度満たしている、複数の部署やプロジェクトがある企業様
ラインワークスがおすすめな企業様
・ビジネスチャットの操作に疎い社員が多い
・LINE連携でアルバイト、派遣などの管理を手軽に行いたい
・特に決める基準はないが、よりシェア数が多く、今後伸びそうなビジネスチャットを選びたい
ぜひ自社に合ったビジネスチャットを選んでみてくださいね。
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