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2022/6/14/
ビジネスチャットを導入する企業は増えていますが、一口に「ビジネスチャット」と言っても、機能や種類は様々。
故に、以下のような疑問をお持ちの企業様も多いかと思います。
・自社はどのビジネスチャットが合っているんだろう?
・どのビジネスチャットだとコミュニケーションが捗るだろう?
そこで本記事では、どちらを使うべきか迷う人が多いであろう「LINE WORKS」と「Microsoft Teams」の2つを徹底比較していきます。
読後はどちらのチャットツールが自社に合っているか分かるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
※この他のビジネスチャットに関しては以下記事もご参照ください。
【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!
【徹底比較】LINE WORKSとChat Workの違いは?比較表をもとに徹底解説
なお、弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。
LINE WORKSのことならお気軽に相談くださいね!
【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」
まずは結論として、それぞれのビジネスチャットを一言で表すと以下のようなイメージです。
・チームス:Office製品と連携ができる世界的なビジネスチャットで、拡張性の高さとシェア数が優秀
・ラインワークス:唯一LINEと連携ができるビジネスチャットで、使いやすさと機能の多さが優秀
細かい機能の違いもあるため、どちらがおすすめかは企業の特徴やビジネスチャットの導入目的によっても異なりますが、大まかに上記のようなイメージです。
それぞれもう少し詳しく解説していきます。
チームスは2016年に、アメリカのマイクロソフトによってリリースされたビジネスコミュニケーションツールで、以下の特徴を持ちます。
・世界的企業がリリースしており、国外企業とのやり取りでも役立つ
・「Office365」をはじめとした様々なサービスとの連携機能
・海外企業を含めると、導入数が50万社と圧倒的に多い
マイクロソフトはWindowsでも有名な世界的企業で、海外企業を含めれば導入数はトップクラスです。
オフィス365との連携機能もあるため、マイクロソフト製品を使用している企業様や、海外企業とやり取りする企業様におすすめです。
ラインワークスは、2017年よりサービスが開始されたビジネスチャットで、以下の特徴を持ちます。
・LINEに近いUI・機能を持ち、教育コストがほぼかからない
・唯一LINEと連携が可能なビジネスチャット
・LINE同様に、アンケート・カレンダーなど小回りが効く機能が多い
コミュニケーションアプリ「LINE」を元にしているため、UIは多くの方にとって馴染みがあります。
とにかくわかりやすさ・使いやすさを重要視している企業様におすすめです。
それでは、チームス とラインワークスを実際に比較してみましょう。
※どちらも無料プランをベースとしています。
サービス名 | ラインワークス | チームス |
導入社数 | 350,000社 | 500,000社以上(海外企業含む) |
サービス開始年 | 2017年 | 2016年 |
チャットに関わる機能 | ・タスク管理 ・通話機能 ・LINEユーザーと会話 ・既読機能 ・チャット内ノート ・カレンダー ・掲示板 ・アンケート ・スタンプ |
・お気に入り、ミュート ・メッセージの保存、編集、削除、検索 ・タスク管理 ・既読機能 ・ステッカー、GIF画像 ・Office365との連携による拡張機能 |
連携可能なサービス | LINE | Office365、そのほか様々 |
利用者数の制限 | 100名まで/社 | 50万名まで/社 |
(有料版の) 無料トライアル期間 |
30日間 | 1ヶ月間 |
(有料版の) 料金プラン |
・スタンダード:年契約450円/人/月、
・アドバンスト:年契約800円/人/月 |
・Microsoft Teams Essentials:430円/人/月
・Microsoft 365 Business Basic:650円/人/月 ・Microsoft 365 Business Standard:1,360円/人/月 |
特徴 | ・LINEに近いUIで使いやすい ・LINEと連携できる ・有料プラン導入数国内ナンバーワン |
・40近い言語に対応 ・海外企業による導入が多い ・Office365と連携できる ・パッケージプランで他のOffice製品と一緒に使える |
この表組みを踏まえ、ラインワークスとチームスの3つの違いについてみていきましょう。
チームスとラインワークスの違い1点目は、「ユーザー属性」。
ざっくりではありますが、それぞれ以下のような企業様による使用が多いです。
・チームス:海外企業、もしくは海外企業とやりとりが多い企業。Office365を使用する企業
・ラインワークス:外回りや実店舗で顧客対応などをする、オフィス外や店舗での業務が多い企業
社外とも連絡を取る場合、同じチャットツールを導入していた方がスムーズなコミュニケーションを図れます。
ぜひ自社の取引先の属性を踏まえつつ、それぞれの属性を把握しておきましょう。
チームスは40もの言語に対応しており、海外企業による導入が非常に多いです。
よって「海外企業」や「海外企業とのやり取りが多い企業」に導入されることが多いと考えられます。
Office365などのサービスと連携も可能なので、IT企業で使用されることも多いでしょう。
一方でラインワークスは、LINEに近いUIが特徴です。
よって「IT系ではない企業」「様々な年代の方が在籍している企業」に導入されることが多いと考えられます。
実際、業界別のラインワークス導入状況は以下の通り。(有料プラン)
引用:https://line.worksmobile.com/jp/pr/20210218/
一言でまとめるなら、デスクワークがメインでない業種ほどラインワークスの導入数が多い状況です。
チームスとラインワークスの違い2点目は、「連携できるサービス」。
それぞれのビジネスチャットで連携できる主なサービスは以下の通りです。
・チームス:Office365など
・ラインワークス:LINEなど
チームスはOutlookやPowerPointなどのOffice365製品との連携が可能。
カレンダー機能やタスク管理機能、アンケート機能など、様々な機能拡張が行えます。
一方、ラインワークスはLINEと連携可能な唯一のビジネスチャットです。
元からカレンダーなど様々な機能を有していますし、ラインユーザーとのチャットも可能。
一言で言えば、「拡張性」と「使いやすさ」の違いだと言えます。
チームスとラインワークスの違い3点目は、「利用者制限」。
無料プランだと、それぞれ以下の利用者制限が決められています。
・チームス:50万人/社
・ラインワークス:100人/社
それぞれ有料プランだと何人でも使用可能ですが、一応違いとして押さえておくといいでしょう。
ちなみにチームスはパッケージプランに他のOffice製品と一緒に含まれているので、企業によっては既に購入済みの可能性もあります。
ここまでラインワークスとチームスの機能を比較してきましたが、「どちらを選んでいいかわからない」とお悩みの企業様も多いかと思います。
よって、もし迷った場合は以下の基準でビジネスチャットを選んでみてください。
・自社のコミュニケーションに活用できそうか:導入目的と、ツールの機能を照らし合わせましょう
・社員は技術者よりの方が多いか:ITに強い方が多い場合は、カスタマイズ性の高いスラックがおすすめ
・シェア数はどの程度か:迷った際は純粋なシェア数でチェックしましょう
これらを踏まえ、自社に適していそうなビジネスチャットはどちらか、仮でもいいので結論を出してみましょう。
自社に合いそうなチャットはフリープランを導入してみて、ぜひ実際の使い心地を確かめてみてください。
【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!
マイクロソフト チームスがおすすめなのは、以下に該当する企業様です。
・Office製品を使用している
・海外企業や、海外企業とやり取りが多い企業とチャットをする
・ビジネスチャットの「拡張性の高さ」を重視する
チームスはマイクロソフトによるビジネスチャットで、世界的に使用されている点が特徴。
Office365の様々なサービスと連携可能であるため、拡張性の高さもとても魅力的です。
海外企業とのやり取りが多い場合や、Office製品をよく使用する場合は、拡張性が高く世界的に使われるチームスが適しているでしょう。
一方でラインワークスがおすすめなのは、以下に該当する企業様です。
・社員の年齢層が広く、ビジネスチャットの操作に疎い人がいる
・LINE連携でアルバイト、派遣などの管理を手軽に行いたい
・とにかく社員にとっての「使いやすさ」を重視
ラインワークスはLINEと近いUIですので、扱いやすさはビジネスチャットの中でもダントツだと言えるでしょう。
そのほかLINE連携できたり、シェア数がトップクラスに多かったりと、活用方法や今後の伸びにも期待できます。
具体的な導入目的が定まっておらず、シンプルに社内コミュニケーションの活発化を図りたい場合や、他社との連絡手段にこだわりがないという場合は、シンプルに利便性の高いラインワークスが適しているでしょう。
LINE WORKS導入の際は、ぜひ凌芸舎にお任せください。
弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。
有償プランにおいても機能制限なく30日間完全無料でお試しすることもできますので、とにかく早く使いたいというお客様はこちらからお問い合わせください。
スピードと手厚いサポートが自慢の弊社では、最短当日からLINE WORKSを使い始めることができます!
ラインワークスは有償プラン契約中の管理者しかサポートを受けることができませんが、上記お問い合わせからご契約いただければ、弊社がしっかりサポートさせていただきます。
・【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」
今回はラインワークスとチームスの違いについて紹介してきました。
最後に、再度比較表を掲載します。
サービス名 | ラインワークス | チームス |
導入社数 | 350,000社 | 500,000社以上(海外企業含む) |
サービス開始年 | 2017年 | 2016年 |
チャットに関わる機能 | ・タスク管理 ・通話機能 ・LINEユーザーと会話 ・既読機能 ・チャット内ノート ・カレンダー ・掲示板 ・アンケート ・スタンプ |
・お気に入り、ミュート ・メッセージの保存、編集、削除、検索 タスク管理 ・既読機能・ステッカー、GIF画像 Office365などとの連携による拡張機能 |
連携可能なサービス | LINE | Office365、その他多数 |
利用者数の制限 | 100名まで/社 | 50万名まで/社 |
(有料版の) 無料トライアル期間 |
30日間 | 1ヶ月間 |
(有料版の) 料金プラン |
・ライト:年契約300円/人/月、
・ベーシック:年契約500円/人/月 ・プレミアム:年契約1,000円/人/月 |
Microsoft Teams Essentials:430円/人/月
Microsoft 365 Business Basic:650円/人/月 Microsoft 365 Business Standard:1,360円/人/月 |
特徴 | ・LINEに近いUIで使いやすい ・LINEと連携できる ・有料プラン導入数国内ナンバーワン |
40近い言語に対応 海外企業による導入が多い Office365などのサービスと連携できる |
※どちらも無料プランをベースとしています。
これを踏まえ、それぞれのビジネスチャットがおすすめな企業様は、以下の通りです。
ぜひ自社に合ったビジネスチャットを選んでみてくださいね。
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