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3つのビジネスチャット「LINE WORKS」「Slack」「Chat Work」を比較表で徹底比較!

2022/6/20/

小林 佳祐

ビジネスチャットツールを導入する企業は増えていますが、一口に「ビジネスチャット」と言っても、機能や種類は様々。

故に、以下のような疑問をお持ちの企業様も多いかと思います。

・自社はどのビジネスチャットが合っているんだろう?
・どのビジネスチャットだとコミュニケーションが捗るだろう?

そこで本記事では、ビジネスチャットツールの中でも特に人気の「LINE WORKS」「Slack」「ChatWork」の3つを比較紹介していきます。

読後はそれぞれのチャットツールの違いや特徴が分かるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。

※この他のビジネスチャットに関しては以下記事もご参照ください。
【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!

【徹底比較】LINE WORKSとChat Workの違いは?比較表をもとに徹底解説 
 

なお、弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。

LINE WORKSのことならお気軽に相談くださいね!

【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」

各ビジネスチャットの概要

まずは、ラインワークス、スラック、チャットワークの概要を簡潔に紹介します。

それぞれのビジネスチャットを一言でまとめると、以下の通り。

ラインワークス:唯一LINEと連携ができるビジネスチャットで、使いやすさと機能の多さが優秀
スラック:IT系やエンジニアに人気のビジネスチャットで、カスタマイズ性や拡張性の高さが魅力
チャットワーク:歴史が長いビジネスチャットで、シンプルなUIとタスク管理機能の使いやすさが利点

細かい機能や特徴などは後述しますが、一旦それぞれの概要だけ簡単に押さえておきましょう。

なお、この時点で「どれも自社に合いそうにない」と感じた方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!

【比較基準】ビジネスチャットの6つの選び方

それぞれの特徴は分かったけど、自社にはどれが適しているんだろう?

このような疑問をお持ちの方は、ぜひ以下6つの基準にて、ビジネスチャットツールを選定してみてください。

・チャットツール導入の目的は何か
・取引先はどういった企業が多いか
・機能と価格のバランスはどうか
・セキュリティは盤石か
・連携できるサービスは何か
・ビジネスチャットのUIは社員にフィットするか

この6つの基準を踏まえれば、きっと企業に適したチャットツールが浮き彫りになるはず。

ということで、それぞれの選び方について詳しくみていきましょう。

チャットツール導入の目的は何か

チャットツール選定の際は、ビジネスチャット導入の目的を確認してみましょう。

例としては以下が挙げられます。

・社内で手軽に情報共有を行えるようにしたい
・プロジェクトを円滑に進めたい
・社外とのやり取りをスピーディーに行いたい

まずはこのような課題を確認し、「どのビジネスチャットなら課題を解決できそうか?」という視点で選定するようにしましょう。

例えばプロジェクトを円滑に進めたい場合なら、タスク管理機能に定評がある「Chat Work」が選択肢に上がります。

取引先はどういった企業が多いか

社外とのやり取りが多い場合は、取引先はどういった企業が多いかも確認しましょう。

取引先と同じビジネスチャットを選定することで、社外とのコミュニケーションが手軽かつ円滑に行えます。

ビジネスチャットごとにユーザー属性がある程度決まっているので、ビジネスチャットの「ユーザー属性」も注目してみてください。

例えば「Slack」などはカスタマイズ性が高くエンジニア向けであり、開発を得意とする企業に多く導入されています。

機能と価格のバランスはどうか

自社の課題解決に必要な機能と、ビジネスチャットの価格のバランスも確認しましょう。

プランによっては必要ない機能が含まれていることもあるので、価格と満足度が比例するとは限りません。

自社に必要な機能がどれだけ含まれているかをチェックし、その上で価格を比較検討するようにしてみてください。

とはいえ、実際に使ってみないとわからない部分も多いかと思いますので、有料プランの「無料トライアル」の有無も確認するといいでしょう。

セキュリティは盤石か

ビジネスチャットを導入する場合、セキュリティ面も確認しておきたいポイント。

特に社外・社内問わず機密情報をやり取りするような場合は、セキュリティ面は注意深くチェックしておきましょう。

一般的にビジネスチャットに搭載されているセキュリティ機能としては、以下が挙げられます。

・2段階認証
・IPアドレス制限
・端末認証
・アクセスログの監視・保存
・データの暗号化

これらを備えているのは当然のこととして、「ISO27017」「ISO27018」「SOC」などの個人情報保護審査に通過しているかを確認すると安全性が客観的に比較できるかと思います。

連携できるサービスは何か

ビジネスチャットによって連携できる外部サービスも異なります。

例えば「LINE WORKS」はLINEと唯一連携できるビジネスチャットですし、「Slack」は非常に様々なWEBサービスと連携可能です。

企業内でよく使用するツールがある場合などは、各ビジネスチャットが何と連携できるかもチェックしましょう。

ビジネスチャットのUIは社員にフィットするか

最後に、ビジネスチャットのUIも重要です。

これは要するに、「そのビジネスチャットは社員にとって使いやすいUIか」ということ。

ITに強い社員だらけならどのようなツールでも問題ありませんが、そうでない場合は導入時の教育にコストを要する可能性も考えられます。

このような場合、LINEに近いUIの「LINE WORKS」なら、多くの企業にフィットするでしょう。

ラインワークス・スラック・チャットワークを比較

「LINE WORKS」「Slack」「Chat Work」の3つを比較表にしたものが以下です。

チャットツール名/比較項目 LINE WORKS slack Chat Work
主な機能 ・アンケート機能
・掲示板機能
・カレンダー機能
・未読、既読

・タスク管理

・拡張性が高く、カスタマイズ可能

・画面共有

・タスク管理

・メッセージの編集

・メッセージの削除

導入社数(※2020年時点) 35万 8万5千
※有料プラン利用企業
34万
サービス開始年 2016年 2017年 2011年
料金 ・スタンダード:年契約450円/人/月、

・アドバンスト:年契約800円/人/月

・パーソナル:月額400円/人

・ビジネス:月額500円/人

・エンタープライズ:月額800円/人

・パーソナル:月額400円/人

・ビジネス:月額500円/人、年間契約417円/人/月

・エンタープライズ:月額800円/人

無料トライアル 30日間 15日間 30日間
連携可能なサービス LINE、AIチャットbotなど Googleカレンダー、Todoist、ZOOMなど Backlog、Twitter、Gmailなど
セキュリティ ISO27001、27017、27018やSOC2/3の国際認証を取得、バックアップ含め全て国内管理 ISO27018取得、大企業、官公庁まで導入できるセキュリティ水準と管理機能 ISO27001、27017、27018やSOC2/3などの国際認証を取得、EU一般データ保護規則などに従っており、海外で強い
特徴 LINEに近いUIで使いやすい、LINEと連携できる、有料プラン導入数が国内ナンバーワン カスタム性が高く様々なサービスと連携可能、エンジニア向け 2011年からある老舗のビジネスチャットで、タスク管理機能が優秀

この表組みを踏まえ、各ビジネスチャットツールの共通点および、それぞれの特徴を紹介していきます。

ラインワークス・スラック・チャットワークの共通機能

まずは各ビジネスチャットの共通機能から確認していきましょう。

大まかには、以下の部分は4つのチャットツールに共通した機能だと言えます。

・社内、社外とのチャットでのやり取りが可能
・スマホアプリ、デスクトップアプリ、ブラウザで使用可能
・ビジネスチャットを通じての通話が可能
・国内トップクラスのセキュリティ

要するに、社内社外とのコミュニケーションという意味では、どのアプリも必要割最低限の利便性は備えています。

次からは、それぞれのアプリ独自の特徴を見ていきましょう。

ラインワークスの特徴

まず、ラインワークスの特徴は以下の3つです。

・ほとんどの方にとって親しみがあるLINEに近いUI、機能を持つ
・唯一LINEと連携が可能なビジネスチャット
・管理者機能によってしっかりとセキュリティ管理が可能

ビジネスチャットの中でも、ラインワークスは「UIの親しみやすさ」が1つ飛び抜けています。

LINEのようにスタンプでコミュニケーションができたり、カレンダーやアンケートなどの機能が豊富だったりと、チャットツールとしての利便性はとても高いと言えるでしょう。

LINEとも唯一連携可能点も特徴的で、社外の方とLINEでやり取りをすることも可能です。

ラインワークスがおすすめな企業様

そんなラインワークスがおすすめなのは、以下に該当する企業様です。

・ビジネスチャットの操作に疎い社員が多い
・LINE連携でアルバイト、派遣などの管理を手軽に行いたい
・特に決める基準はないが、よりシェア数が多く、今後伸びそうなビジネスチャットを選びたい

LINEのような感覚でやり取りができるので、ITに強くない社員が多い場合には真っ先におすすめできます。

「ラインワークス✖︎LINE」でやり取りもできますから、社外の方、派遣、アルバイトなどの連絡手段にも活用可能。

導入企業数も近年急上昇しているので、迷った際にはぜひ導入を検討したいビジネスチャットです。

スラックの特徴

スラックの特徴は以下の3点です。

・拡張性が高く、様々なWebサービスと連携できる 
・作業ごとに「チャンネル」を作成してやり取りを行える
・使いこなすにはそれなりのITスキルが必要

スラックは「拡張性の高さ」が大きな魅力。

連携可能なサービスはビジネスチャットの中でトップクラスに多く、Googleカレンダー、ZOOM、タスク管理アプリなど、活用しているWEBサービスが多ければ多いほど、スラックを使用するメリットは大きいです。

LINEで言うグループのような、「チャンネル」機能によって部署やプロジェクトごとにトークルームを設けることもできます。

スラックがおすすめな企業様

スラックがおすすめなのは、以下に該当する企業様です。

・デスクワーク、IT系の企業で、様々なWebサービスを使用している
・技術者、プログラマーなど、スラックの拡張性を使いこなせる方が多い
・上記2つをある程度満たしている、複数の部署やプロジェクトがある企業様

開発系などのデスクワークが中心の企業は、スラックによって受けられる恩恵は大きいでしょう。

スラックと各種Webサービスを連携することで、より効率的に作業を進めることができます。

「チャンネル」機能もありますから、複数の部署やプロジェクトがある企業だと、より活用できるはずです。

チャットワークの特徴

チャットワークの特徴は以下の3つです。

・シンプルなUIで、通知機能やタスク管理がわかりやすい
・IT企業の導入例が多いビジネスチャット
・送信メッセージの編集、削除ができる

チャットワークは「ビジネスチャットとしてシンプルで使いやすい」点が特徴。

タスク管理や通知機能、送信メッセージの編集が可能な点など、痒いところに手が届くビジネスチャットです。

2011年にリリースされ、IT系の企業がいち早く導入していたこともあり、今でも使用しているIT系の企業は多いです。

チャットワークがおすすめな企業様

そんなチャットワークは、以下のような企業様におすすめです。

・デスクワークが主で、取引先にIT系企業が多い
・ビジネスチャットで、タスク管理やプロジェクト管理の円滑化を図りたい
・他社とのやりとり用に、2つ目以降のビジネスチャットを用意しておきたい

チャットワークはリリースされたのが圧倒的に早いため、「一応導入している」企業が多い傾向にあります。

よって社外のやり取りで活用できるシーンが多く、「社外連絡で使えるビジネスチャットが欲しい」と言う場合にも選択肢に上がるでしょう。

「技術者が多いわけではないが、デスクワークは多め」といった企業にマッチするケースも多いかと思います。

ラインワークスの導入なら凌芸舎にお任せを

LINE WORKS導入の際は、ぜひ凌芸舎にお任せください。

弊社は、LINE WORKSのゴールドパートナー(セールス&サポートパートナー第1号)で、弊社自身も2014年4月よりLINE WORKSの前身サービスから使用を開始していますので、このサービスのノウハウの蓄積がございます。

有償プランにおいても機能制限なく30日間完全無料でお試しすることもできますので、とにかく早く使いたいというお客様はこちらからお問い合わせください。

スピードと手厚いサポートが自慢の弊社では、最短当日からLINE WORKSを使い始めることができます!

弊社経由のラインワークス導入事例

【ご検討されている方のお悩み解決!】よくわかるビジネス版LINE「LINE WORKS(ラインワークス)」

まとめ

今回は「LINE WORKS」「Slack」「Chat Work」の3つのビジネスチャットを比較しました。

ビジネスチャットはそれぞれ特徴が異なるため、導入目的や、社員にとっての使いやすさを考えつつチャットツールを選ぶことが大切です。

その中でも、もし「万人受けするUIで使いやすい」チャットツールを使用したいなら、弊社にご相談くださいね。

最後に、もう一度比較表を掲載しておきます。

チャットツール名/比較項目 LINE WORKS slack Chat Work
主な機能 ・アンケート機能
・掲示板機能
・カレンダー機能
・未読、既読

・タスク管理

・拡張性が高く、カスタマイズ可能

・画面共有

・タスク管理

・メッセージの編集

・メッセージの削除

導入社数(※2020年時点) 35万 8万5千
※有料プラン利用企業
34万
サービス開始年 2016年 2017年 2011年
料金 ・ライト:年契約300円/人/月、

・ベーシック:年契約500円/人/月

・プレミアム:年契約1,000円/人/月

・パーソナル:月額400円/人

・ビジネス:月額500円/人

・エンタープライズ:月額800円/人

・パーソナル:月額400円/人

・ビジネス:月額500円/人、年間契約417円/人/月

・エンタープライズ:月額800円/人

無料トライアル 30日間 15日間 30日間
連携可能なサービス LINE、AIチャットbotなど Googleカレンダー、Todoist、ZOOMなど Backlog、Twitter、Gmailなど
セキュリティ ISO27001、27017、27018やSOC2/3の国際認証を取得、バックアップ含め全て国内管理 ISO27018取得、大企業、官公庁まで導入できるセキュリティ水準と管理機能 ISO27001、27017、27018やSOC2/3などの国際認証を取得、EU一般データ保護規則などに従っており、海外で強い
特徴 LINEに近いUIで使いやすい、LINEと連携できる、有料プラン導入数が国内ナンバーワン カスタム性が高く様々なサービスと連携可能、エンジニア向け 2011年からある老舗のビジネスチャットで、タスク管理機能が優秀

もしこれら以外で気になるビジネスチャットがあるなら、以下の記事もチェックしてみてくださいね。

【2022年最新版】シェア数が多いビジネスチャットツール5つを比較表にまとめました!比較検討したい方は必見!

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